|
トレイルランニングの持ち物 |
10/1にトレイルランニングについて書きましたが、今回はトレイルランニングをやる時の服装、必要な物、持っていくと便利な物を説明します。
トレイルランニングの服装
シャツ
綿100%のものは避けた方がよい。濡れた後に乾きにくいため、汗をかいた時に重くなり、体力を消耗する。また、気象の変化に対応しにくい。吸水速乾性に優れた素材を選ぶようにする。木の枝などで怪我をすることもあるので真夏以外は長袖のものを着た方がよい。
ズボン
シャツと同様の理由で綿100%のものを避け、吸水速乾性に優れた素材を選ぶ。また、真夏以外はロングタイツなどをはいた方がよい。下着も、綿100%のものを避けた方がよい。
ソックス
湿るとマメや靴擦れの原因となるため、ソックスも綿100%のものは避ける。5本指ソックスはマメ対策になる。ハイソックスは、汗を吸ったときに重くなるので避けた方がよい。
防寒具・雨具
山の天候は変わりやすいので、防寒具や雨具は必要。標高の低い山であれば冬季を除いて、薄手のウインドブレーカーの上があれば十分だが、標高の高い山や冬季の場合は、ゴアテックスなどの高機能なものを上下セットで準備する。
シューズ
アウトソール(靴の底)がしっかりと地面をとらえ、滑りにくいものを選ぶ。アウトソールのパターンが細かいと泥が詰まって滑りやすくなる。ある程度、耐久性も必要なので、軽すぎるものは選ばない方がよい。
※トレイルランニングでは、コンディションによって体温を調整できるように重ね着をするとよい。
トレイルランニングに必要な物
バッグ
バッグが悪いと、走っている時に肩こりなどをおこすので、よいものを選んで荷物を軽くようにする。大きすぎない(バッグにすき間があると中で荷物が踊る)、ウエストベルトとチェストベルトがあるもの(荷物の揺れを抑える)、水を吸って重くならないものを選ぶとよい。荷物は3kgまでに抑えた方がよいが、長距離コースを走る場合は軽さを犠牲にしても、安全確保のために必要な物を持っていく。
腕時計
山では時間を判断しにくくなるため、的確な判断をできるように腕時計を持っていく。
地図・コンパス
現在地の確認や迷った時などに地図は持っていった方がよい。コンパスは、オイル制動式のものを持っていく。オイル制動式でないコンパスは磁針が安定しないため、野外では使いにくい。
水筒
水筒は大きいものではなく、小さいものを何本か持っていく。大きいものは、残量が減ってきた時に、飲み物が水筒の中で揺れる。飲み終わったらつぶせるペットボトルも便利。ハイドレーションシステムやキャメルバックなどを利用してもよい。
トレイルランニングであると便利な物
帽子
雨天時の視界確保や直射日光からの皮膚の保護などに役立つ。
手袋
秋から春にかけての山では、防寒具として役立つ。また、転等時や藪をかき分ける時などに、手の平の保護に役立つ。
ワセリンと絆創膏
白色ワセリンは擦れ防止、冷え防止・保温(腹部、足の指の間、肘、膝にワセリンを塗る)、防水、止血に役立つ。白色ワセリンは薬局などで購入できる。マメや靴擦れの場合にも、痛みを和らげるのにワセリンと絆創膏が役立つ。
テーピングテープ
捻挫などの時に役立つ。
日焼け止め
遮るものがないコースを走ると、紫外線が強い場合がある。また、標高が高くなると、紫外線が強くなる。
サングラス
あるのと無いのでは目の疲れ方が変わる。虫や枝などから目を保護するのにも役立つ。
ライト
明るいうちに下山するような計画を立てるのが原則だが、不慮の事態に備えて1本用意しておくと安心。
貴重品
予定を変更してバスやタクシーを使うことになった場合などに備えて、荷物をコインロッカーなどに預ける場合でも小銭を持っていく。
笛
非常時に自分の位置を知らせるのに役立つ。
ビニール袋
荷物を小分けにする、ゴミ袋にするなど用途の幅は広い。
自然の中を走るトレイルランニングにはメリットもありますが、平地を走る場合と比べて危険になる部分もあります。トレイルランニングに挑戦する場合は、地図などで自分の走るルート(距離、起伏の高低、休憩所、最寄り駅など)をきちんと調べておき、万が一途中でリタイアした場合の帰るルートの確認をしておきましょう。登山の注意なども参考にして下さい。
トレイルランニングは初心者が参加するのは難しそうに思えますが、ハイキングをするつもりで、体力に余裕があれば走れそうな場所でジョギングをするというやり方でトレイルランニングをおこなうことができます。
FC2 Blog Ranking
人気Blog Ranking
- 関連記事
-
|
|